産地茶問屋、志布志のお茶、株式会社堀口園

地元生産者との顔を合わせたやりとり

 堀口園ではお茶を仕入れる際、生産者が自ら足を運んでお茶の見本を持ち込みます。当社の仕入れ担当者と生産者が直接話をしながら、品質がぶれないように共通認識を持ち、もっとおいしいお茶を作るためにはどうしたらよいかを一緒に考えています。

 取引をしている生産者とは、法律で決められた肥料や農薬以外は使用しない事など、お茶の安全に関わる項目を明記した「荒茶安全誓約書」を取り交わしています。また全ての商品について、どこの茶園で栽培され、どのように管理(農薬の使用など)されたかわかるように記録を残しています。(トレーサビリティシステム)

 仕入れが決定したお茶は、その日のうちに当社のお茶専用冷蔵倉庫に運び、お茶の鮮度を保つため約5℃で保管しています。

FSSC22000、ASIAGAPの認証取得

最新機器による品質管理体制

 堀口園ではFSSC22000のシステムを利用して、安定した品質のお茶がつくれるよう、製造や衛生面での管理を行っています。また問題や不具合が起きた時などもすぐに改善ができるように、毎日の作業を文書で記録し、管理しています。自然環境にも配慮し、持続可能な事業を目指しています。

 お客様の幅広いご要望にお応えするため、有機JASのお茶も取り扱えるように、認定も受けています。

 また、品質管理スタッフによる最新の機器分析でリアルタイムな情報を生産者及び製造現場にフィードバックし、品質の維持・向上に努めています。検査項目として茶成分分析、色素判定、微生物検査、残留農薬検査等を行っています。特に残留農薬検査は、2006年5月に「ポジティブリスト制」が施行され、食品中の残留農薬基準値が設定されました。海外での抹茶需要が高まる中、輸出に向けた衛生基準が問われています。堀口園では最新の高精度なGC/MS/MS(ガスクロマトグラフ質量分析計)を設備し、自社で一斉分析検査を行うことで、安全性の確認を行っています。

工場内での衛生管理・異物対策

 堀口園では生産者から仕入れたお茶を最終的に自社の工場でブレンド(合組)、仕上げ加工しています。工場には異物混入防止のためのエアシャワーが完備されています。また作業者の身だしなみチェックや手洗い消毒も徹底して行っています。また全てのお茶は異物処理機にかけられ、人の目では見落としがちな細かな異物まで取り除いています。

 仕上げたお茶はすぐに真空処理し、お茶の品質劣化の原因となる空気や湿度を遮断して酸化や移り香を防止しています。その後、冷蔵保管しお客様のご注文に応じて袋詰めを行っています。

熟練茶師による官能検査と機械による成分分析

 堀口園の商品は経験を積んだ茶師が仕上げ加工を行っています。仕上げ方一つで様々な味に変化するお茶を自らの舌で確認し、微妙な火加減の調整を行います。経験豊かな茶師から若手の技術者まで、堀口園のお茶は多くのスタッフに支えられています。

 また、人の味覚による官能検査だけでなく、機械を用いた成分の分析も同時に行い、お茶の味を数字的にも管理しています。お茶は農作物なので全く同じものは存在しません。しかし数種類のお茶をブレンドすることで、商品として一定の味、香り、成分を保つことができます。その際に機械で成分を分析し比較することで、より確かな品質を生み出すことができます。

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